
こんにちはガクです。
何事もメリットがあればデメリットもあります。
今回は、FX取引を始める前に知るべきデメリットについてまとめてみました。
FX取引の性質を知らないで投資を始めるのは、高いリスクを伴い、知らない間に大損をしていた、なんて事にもなりかねません。
別でお伝えしたFX取引のメリットが実は、一つ間違えるとデメリットになってしまう事もあります。
だけど、デメリットを知る事でリスク回避になり、利益を出す事につながりますので、これらを知ることはマストです。
FX投資を始めるにあたって、大事な基本的な事ですので、リスク回避のためにも是非ご覧になってください。
Contents
FX取引のデメリット
FX取引を始める前に知っておきたいデメリットは、大きく分けて3つあります。
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レバレッジによるリスク。
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急激な為替変動によるリスク。
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強制的にロストカットをされて取引が止められる。
ここでは、FX取引をする上でデメリットによるリスク回避も踏まえて、お伝えしていきたいと思います。
レバレッジによるリスク
『始める前に知っておきたい、FX取引のメリット』でもご紹介したメリットの一つに、少ない資金で大きな資産運用が出来るというのがあります。
これは投資する資金に、例えば10倍、20倍のレバレッジをかける事で、実際に投資した資金以上の利益を得ることが出来るのですが、逆に負ければレバレッジをかけた倍率分の損を被るという事でもあるのです。
例えば、10万円の資金に10倍のレバレッジをかけて、1ドル100円の時の米ドルを買うとします。
すると10万円×10倍で、100万円の資金で投資した事と同じになり、1万米ドルを買う事ができるようになります。
しかし、1米ドルが1円下がり99円になると1万米ドル×99円で99万円になり、1万円の損失が出てしまうのです。
本来、投資資金が10万円で1ドル100円の時の米ドルを買うと1000米ドルになり、1米ドルが1円下がり99円になれば、99円×1000米ドルで99000円になり1000円の損失になります。
だけど、レバレッジを10倍かければ損失も10倍になり1万円になってしまうわけです。
レバレッジによるリスクを回避するには?
投資資金に余裕がない時は、高い倍率のレバレッジを掛けない事です。
どんなに優秀なトレーダーでも市場の全てを把握して予想しても、100戦100勝ということはありません。
もし、予想が外れた時に、どれぐらいの損失が出るのかを把握して、余裕を持ってレバレッジの倍率を決めましょう。
急激な為替変動によるリスク
世界情勢の移り変わりによって、急激に為替の変動が起こることがあります。
しかも、外為取引は世界中の市場で動いているので実質、24時間いつでも為替変動によるリスクはあります。
例えば、2016年のアメリカ大統領選挙の時、開票前、ヒラリー・クリントン氏の当選を予測していた投資家が多く
メディアでもヒラリー・クリントンが優勢という報道がされそれに伴い株価も上昇していました。
ところが、トランプ氏の当選が確実という予測外のニュースが広がるとそれまで1米ドルが105円前後だったレートが10:00~14:00の数時間の間に一気に101円前後まで下がって急速な円高が進んだのです。

出典:外為どっとコム
もしこの時に、10万円の資金に25倍のレバレッジを掛けていたら、どうなるでしょうか?
10万円×25倍で250万円で1米ドル105円の時に買うと約23,809米ドル購入できます。
そして、4時間後の1米ドルが4円下がり101円になった時には、23,809米ドル×101円で240万4709円になりました。
この時に、これ以上損失を出したくないからと損切りをすると、250万円-240万4709円で9万5291円の損失になって投資資金のほとんどが一気に溶けてしまうのです。
しかし大統領選挙後、トランプ大統領はインフラ投資をして雇用を増やす政策を打ち出した事もあり、1米ドルが109円くらいまでになりました。
アメリカとは時差の関係で市場は、日本時間の夜10時から朝の6時まで動いていますので、寝ている間に急激な為替変動が起こり、朝目覚めたら大きな損失が出てしまったなんて事もあるわけです。
急激な為替変動によるリスクを回避するには?
急激な為替変動によるリスクを回避するには、世界情勢などのニュースをチェックする事が大事です。
世界情勢に大きな影響を与えるような、アメリカ大統領選などの前に予測が難しいと思ったら、なるべくポジションを持たないようにしましょう。
世界の市場は、24時間動いています。
あなたが寝ている時や、仕事をしている間に知らないうちに急激な為替の変動で、大きな損失を出さない為に
ある一定以上の損失が生じた時に、それ以上の損失を防ぐ為のロストカットの注文も入れておくのも方法の一つです。
資金がマイナスになってしまう事もあるロストカット
寝ている間とか、知らない間に急激な為替変動によるリスクを回避する為にも、ロストカットの注文を入れていても資金がマイナスになって、不足金を入れなければならない事もあります。
実際に、ロストカットが発動するまでの数秒間の間に急激な為替変動があり、ロストカットが間に合わなければ設定したレートで決済されないで、為替の変動後のレートで決済されてしまいます。
ロストカットの注文を入れる事は、リスク回避のためにも大事な事なのですが完璧ではないと言うことです。
ロストカットのリスクを回避するには?
ではロストカットのリスクを回避するにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、出来るだけ低いレバレッジで取引する事です。
レバレッジを高く設定して取引を行うと、ロストカットされるまでの為替変動の振り幅が狭くなるからです。
では、ロストカットがされるまでの余力の金額が、どのくらいかを具体的にシミュレーションして見てみましょう。
ロストカットの計算方法
有効証拠金(FXの口座残高)=15万円
ロストカット基準=50%
の設定で、1米ドル100円の時、1万米ドルを注文した場合。
15万5千円をFXの口座に入金している状態で含み損が、5千円あるとします。
この場合の有効証拠金(純資産)は、15万5千円-5千円で15万円になります。
有効証拠金(純資産)=15万円
1米ドル100円の時、1万米ドルを注文した場合、取引金額は1万米ドル÷100円で100万円になります。
レバレッジが10倍なので、100万円÷10倍で10万円の必要証拠金になります。
必要証拠金=10万円
ロストカット基準が50%なので
必要証拠金10万円×50%で5万円で
FXの口座残高が5万円になったらロストカットと、言うことになります。
FXの口座には15万円あるので、ロストカットの5万円を引いた10万円までの余力があると言うことになります。
では、どれだけ値下がりしたらロストカットになるかと言うと、余力の10万円÷1万米ドルで10円値下がりして、1米ドルが90円になったらロストカットされると言うことになります。
100万円÷25倍で4万円の必要証拠金になります。
必要証拠金=4万円
ロストカット基準が50%なので
必要証拠金4万円×50%で2万円で
FXの口座残高が2万円になったらロストカットと、言うことになります。
FXの口座には15万円あるので、ロストカットの2万円を引いた13万円までの余力があると言うことになります。
では、どれだけ値下がりしたらロストカットになるかと言うと
余力の13万円÷1万米ドルで13円値下がりして、1米ドルが87円になったらロストカットされると言うことになります。
つまり、レバレッジが25倍よりも10倍の方が、為替の変動の影響を受けづらくなるのです。
最初は利益率も良いからと、無理にレバレッジを高くするよりも、リスク管理の為にも低いレバレッジで運用した方が安全ですよね。
最後に
FXの自動売買ツール(EA)を使うことで、世界情勢を把握して、市場の動向を常にチェックする時間や労力をかけなくても済みますので、投資初心者の方でも優秀なトレーダー並みの利益を生む事は可能です。
だからと言って、何も勉強しなくても良いと言うわけではありません。
FXの自動売買ツール(EA)は、種類によって独自の投資理論に基づいて動きますので、基本的な知識は身につけておきましょう。
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あなたの夢の実現のお手伝いになれば、幸いです。
最後まで、お読み頂いてありがとうございました。
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